多様な形状力とヘキサグラム
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▲ 金字塔と云われるピラミッド・パワー(PYRAMID, TRIANGLE)
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↑pyramid giza↑
↑inner pramid↑
↑奈良頭塔ピラミッド↑
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何か大きな偉業を成し遂げた時や競技で前人未到の記録を達成した際に使われるのが「金字塔」ですが、なぜ「金字塔」なのでしょうか。
字のごとく「金の字の形をした塔」の意味で付けられた単純な「訳」ではありますが、
ピラミッドにはそれだけの価値(パワー)があるということに外ありません。「金字塔を打ち立てる」ことが偉業的称賛に値するという意味が逆に定着するようになったと推察されます。
壮大なピラミッドが創造する未知なるパワーからして頷けるというものです。
さて、具体的なピラミッドパワーは多くの機関で実証と発表されてきた事ですが、ピラミッドパワーの源は、その形状にあるという事が重要です。
ピラミッドという「形状の法則」が大地(地球)のエネルギーを集め、ピラミッドの先端からそのパワーを放出していると考えられています。
当サイトのメインテーマでもある「形状自体が自然界に分散する様々なパワーを集中させる装置”」なのです。
役割としては後述するヘキサグラムが宇宙からのパワーを集中させる装置であることに対して、ピラミッドは地球内部のパワーを集中する装置です。
古代エジプトの執政者はこの巨大なエネルギー集中装置を具体的に何に活用していたのでしょうか....
日本にもピラミッド数多くが存在する事を御存知でしょうか。有名なところでは、奈良県奈良市高畑町頭塔△
、青森県三戸郡新郷村大石神△、長野県松代町皆神山△、富山県立山尖山△など。太陽・山岳信仰の対象として現存・伝承を合わせると
相当数あるようです。山形状が△であり、人工の形跡、頂上に祭礼場があるものが条件となりそうですが、やはり決め手は四角錐形状であれば頂上に相当の気が集中している筈です。本物は数か所程度ではないでしょうか。
こちらの日本ピラミッド・パワーについては未調査ですが、はたして頂上先端付近の気はいかほどのものでしょう。本物は相当なパワースポットであるとが期待されます。
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■ 黄金四角形に代表されるスクエア・パワー(TETORAGON, TETRAGRAM)
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↑golden ratio↑
↑golden ratio↑
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黄金四角形とは辺の比率が「黄金比(1:1.6189)」で構成される長方形です。左の画像は黄金分割図で、黄金四角形から短辺を一辺とする正方形をつくります。
その中に残る部分はまた黄金四角形となります。これを繰り返すと、この長方形は無限(宇宙)個の正方形で埋め尽くされていくことになります。
さて、黄金四角形の黄金比は人が最も美しく見えるバランスと云われています。かの万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチによる「モナ・リザ」やミロの「ビーナス」にもその法則が秘められています。
黄金四角形を細分化すると先の無限の正方形や36度の頂角をもつ正五角形(ペンタゴン)を形成するベースとなる三角形が現れます。
黄金比によって作られたエジプトのピラミッドの神秘的パワーはよく知られる処ですが、数学的基礎となるのが黄金四角形により導き出されるピラミッド・トライアングルであり、そのベースとなるのがスクエアなのです。
余談ですが、左画像のフルーツを持つ女性の右腕が美しく感じられるのもやはり黄金比に支配されているためです。指先から肩までの長さを指先から肘までの長さで割ると値は「1:1.618」。正しく「黄金比」です。
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★ 米国防総省に採用されたペンタグラムパワー(PENTAGON, PENTAGRAM)
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↑us pentagon↑
↑9.11 pentagon↑
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ペンタグラム(五芒星形)は普段聴きなれないかも知れませんが、5つの頂点で形成されるいわゆる ☆=星型を示します。米国を始め、軍隊では栄誉・階級の印として使用されます。
この五芒星、西欧の伝統文化圏においては『地に存在せし元素の諸力を制御する鍵』として定義されています。
ペンタグラム(五芒星形)の描き方によって示される意味合いが変わってくるのも特徴です。
五芒星は精霊の頂点を上方向に正しく描いた場合は、物質的な力に対する「精神的な力の優位性」を示し、下向きに逆向きに描いた場合は精神的な力に対する「物質的な力の優位性」を指し示すとされています。
簡単に云えば、白魔術と黒魔術の関係に相当します。簡単に申しますと、形状の使い方によって善意と悪意が表裏一体に存在する少し扱いが難しい形状といえます。
魔法陣はこの五芒星を描くことが多いことからも、人間の生態的霊力をつかさどる「小宇宙」的形状パワーと言えるでしょう。
本サイトのメインテーマであるヘキサグラム(六芒星形)が「天空(=大宇宙)」を意味するのにたいして、ペンタグラム(五芒星形)は「人間(=小宇宙)」を意味するというポジションで考えられるのです。
米国の同時多発テロでは> 米国防総省(ペンタゴン)の結界をあっさり破られ甚大な被害を被りましたので、諸説ありましたがこれによってペンタグラム(五芒星形)の最強の形状パワーの座は陥落したとの認識が広がりました。
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● 究極の美と緊張の状形サークル・パワー(SPHERE, CIRCLE)
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↑vitruvian man↑
↑stone spheres of costa rica↑
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円・球体は全ての図形を超越した究極の美形といわれています。その反面、水平面でなければ安定しないし、現代の技術をもってしても完全真球体を形成せることはほぼ不可能とされています。
正に円は「不安定」の象徴でもあるのです。 球体面を形成する力の集中と放出は、その張り詰めた緊張によって保たれているといえます。
他の研究サイトでは「円・球体」を「調和」の象徴として紹介されている方が多いですが、当ラボは究極の「美」と「緊張」の立場を取っています。「美」とは崩れやすく危うい「緊張」の上に成立しているとは思いませんか?
さて「ウィトルウィウス的人体図」を描いた、かの万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチは「人体の機能は宇宙の動きと関連している」と信じていたと云たえられています。
この「ウィトルウィウス的人体図」に描かれている正方形は物質的な存在を象徴し、真円は精神的な存在を象徴しているという見解が通説となっていますが、
ダ・ヴィンチはこれら二つの図形と人体との融合を「宇宙の動きとの関連性を円の中で表現」しようとしたのです。
捉えどころのない大宇宙と人体(小宇宙)の関連性は円・球体の力で緊張が保たれているのではないでしょうか。
調和パワーの象徴が6角形状であり、緊張パワーの象徴が円形状です。宇宙の中で薄皮一枚の地表とマントルで真円が形成される地球は壮絶な緊張のパワーによって保たれています。
そのパワーの一端が「地場」です。断層付近に散見される「ゼロ地場」地帯は「良質の気」が発生するパワースポットとなっているのも頷けるところです。
余談ですがオーパーツと云われる「コスタリカの石球」は限りなく真球に近いらしいですが、古代文明人はこの石球を何に活用し、どんなパワーを享受していたのでしょうか。
現代に通じるパワーストーンのルーツですね。
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Y 地上最強の壮大な形状力ヘキサグラム(HEXAGON, HEXAGRAM)
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↑cosmic hexagram↑
↑Kabbalistic Hex↑
↑astrology↑
↑metatrons_cube↑
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ヘキサグラム(六芒星形)とは、上向きの正三角形と下向きの正三角形を重ね合わせた図形です。
中東では「ダビデの星」や「ソロモンの紋章」、日本では「籠目(=カゴメ)」とも言われそれぞれ歴史の変遷の中で様々な系譜と共に現代に受け継がれています。
この六芒星形、西欧の伝統文化圏においては「天空(=大宇宙)の諸力を制御する鍵」として定義されています。
ヘブライ語で「伝承」を意味する「カバラ(=Kabbalah)」という「宇宙との因果関係」を解き明かそうとする有名な学術があります。
そこで「六芒星」は各頂点が地球を取り巻く惑星と対応し、一番上の頂点から時計回りに、土星、木星、金星、月、水星、火星、そして中央が太陽に対応しています。
この対応は「生命の樹(=セフィロト)」における惑星の配属に由来しています。
「宇宙との因果関係」といえば大袈裟に聞こえますが、五芒星形コラムでも述べたように人間は小宇宙に定義されていますので、
その小宇宙である人間の中にある本質的な「個々の人間性」と「バイオリズム(=変動周期)」などを読み取り、大宇宙のリズム(=波動)を集中させ受け取る装置として六芒星形は重要な役割があると考えられます。
六芒星形という図形は、それを構成する上下それぞれの向きの三角形が「能動的原理と受動的原理」「男性的原理と女性的原理」「陽と陰」「火と水」などの相対関係を示しています。
そして六芒星形自体は、この相対する三角形が組み合わされた図形として「調和」「完全」などを意味しています。
五芒星形が逆向きになると「物質的パワー」と「精神的パワー」に大きく意味を変えるのに対して、六芒星形はいわゆる「大宇宙」を意味しますの、方向に意味を持ちません。
かの万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチが「人体の機能は宇宙の動きと関連している」と定義したことにも「カバラの六芒星」は根本原理で符合しているのです。
六芒星形の意味(目的)である「調和」「完全」の形成には、宇宙の動きと関連が必要で、その関連性の中で宇宙のリズム(=波動)が六芒星というファンクションを通じて集中され、神秘的なパワーを示現すると考えてよいのではないでしょうか。
(※多くのヒーラーがヘキサグラムによって集中させる天空からもたらされるパワーを「波動」として表現されています。当ラボ主催-吉岡の実感イメージでは「音質的」な共鳴に近いと感じております。従って当ラボでは六芒星形状によってもたらされるパワーを「リズム」と表現する立場をとります。
ちなみに個人的には「ショパン(=Chopin)」との共鳴は「今更何を」と云われるかも知れませんが素晴らしいです。
余談ですが「Heroique Polonaise No.6 op.53 」は周辺の空気が一遍する程の共鳴によって優良なリズムがもたらされると実感しています。)
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